ハイブリッド無機系塗料は、紫外線に負けない無機成分の強い結合力を有する(Si-O)バインダーと有機樹脂の柔軟性を兼ね備えた塗膜を形成します。無機成分とは自然界に存在する石やガラスなどのことで、有機成分に比べて紫外線に強く、汚れにくい性質を持っています。それらをナノレベルで複合化し、ハイブリッド技術による無機系超耐候性樹脂の塗膜で家を長期間守ります。
ハイブリッド無機系塗料
HYBRID INORGANIC
外壁塗料/エスケープレミアム無機
特長
- 超耐候性
- 超低汚染性(親水性)
- 超低汚染性(低帯電性)
- 超低汚染性(高い架橋密度)
- 防かび・防藻性
- 安全性
- 強力な付着力
- 臭気の少ない水性塗料
超低汚染性
無機系塗膜が持つ3つの効果で、圧倒的な汚れへの強さを実現。
水となじみやすく、降雨に
より汚染物質を洗い落とす
一般的な塗料は降雨時に雨水を弾いてしまうため汚れが残ってしまいますが、エスケープレミアム無機シリーズは親水性が高く、雨水と汚れを合わせて洗い流すことができます。
静電気を帯びにくく、汚れが付着しにくい
塗料に汚れが付着する要因の一つは塗膜表面の静電気。しかし、エスケープレミアム無機シリーズの無機系塗膜は、静電気を帯びにくい特長を持っているため、静電気を帯びた汚れの付着を防ぎます。
塵やホコリを寄せ付けず、
汚れの定着を防ぐ
一般的な塗料は塗膜の表面にあるわずかな隙間に汚れが付着してしまいますが、エスケープレミアム無機シリーズは緻密な塗膜表面で構成されており、汚れの定着を防ぎます。
超耐候性
塗膜を長持ちさせる2つの技術で、超耐候性を実現。
従来の塗料と比べて長持ちさせられるのは、2つの技術がポイントとなっています。
一つは無機成分をナノレベルで複合化し、強靭な塗膜を形成する「無機ハイブリッド技術」。
そして、もう一つは劣化因子となるラジカルの発生を抑える「ラジカルコントロール技術」です。
無機成分をナノレベルで複合化する
無機ハイブリッド技術
無機成分をナノレベル(分子レベル)で複合化する「無機ハイブリッド技術」により、結合力の強い[Si-0バインダー]が強靭な塗膜を形成。これまでの水性塗料を大幅に上回る超耐候性が実現しました。また、有機樹脂の柔軟性を兼ね備えているため、塗り替えにも適しており、躯体や基材などの下地を長期にわたって保護する役割も果たします。
劣化因子を抑え、捕らえる
ラジカルコントロール技術
塗膜内に発生する劣化因子『ラジカル(※)』の発生を、独自の「高緻密有機シールド層」と「高緻密無機シールド」のダブルシールドで抑えます。また、わずかに発生したラジカルも、ラジカルキャッチャーが捕捉。塗膜の劣化を防ぎます。
有機と無機は何が違う?
有機物とは加熱すると燃える炭素を含む化合物です。一方、無機物とはガラスや石など紫外線の影響を受けず、燃えない素材です。塗料の場合、無機物を配合したものを無機塗料と呼んでいます。