白山姫神社プロジェクトについて|メディア情報

白山姫神社プロジェクトについて
「神様の住む家を当社の技術で建て替えたい」

株式会社 創建(本社:大阪市中央区 代表取締役:吉村 孝文)は、2016年4月14日以降に発生しました熊本地震の際に、甚大な被害を負った熊本県益城(ましき)町に近い、西原村で、地域のシンボルとして親しまれていた白山姫神社(熊本県阿蘇郡)を無償で建築し、寄贈いたします。今回の寄贈に至った経緯ですが、石山神社(北海道)の建て替えに携わった際、その地域に住む皆様方からたくさん感謝の言葉をいただいたのと、「神様の住む家」を建築するという事業に携わる事は非常に稀であり、幸福感ならびに達成感がありました。今後、神社の建て替え事業を通じて社会貢献していく事を、出雲大社様に相談する一方で、その思想に共感いただき、今回の白山姫神社をご紹介いただきました。

建築については、創建グループの株式会社木の城たいせつ(本社:北海道夕張郡 代表取締役:吉村 孝文)が持つプレカット工場にて、木材の加工を実施、施工については、木の城たいせつが大工工事を、その他の工事を熊本にある(有)三友企業に担当して頂くことになりました。
従来、神社仏閣の建築は宮大工といった熟練の職人が行っていましたが、今回は本格的木造工法で継手、仕口など従来、宮大工の技術が必要な個所についても、日本でただ一つしかない専用のプレカット工場を使い刻んでいきます。これは将来、宮大工の減少に備え、技術を未来に伝承するために開発した技術となります。宮大工の技術と現在の技術を融合させた、より高品質で強度に優れた建物をつくり、今後の神社仏閣の建て替え工事はもとより、一般住宅にもこの伝統的構法を採用した商品を積極的に供給していく所存であります。
6月14日(木)11時より現地にて地鎮祭を無事、執り行い、6月15日(金)よりいよいよ再建に向けた工事が着工開始しました。

この9月4日(火) 近畿地方に台風21号が迫っているなか、11時より現地にて社殿新築工事の上棟祭を熊本県神社庁長や西原村関係者、総代会の皆様方ご列席のなか、工事の無事を祈りとりおこないました。
上棟祭の最後には、災いをはらうための餅撒きをおこない、西原村にある保育園の児童や周辺にお住まいの住民なども集まり盛大におこないました。

そして、10月末に無事に社殿が完成し、11月6日(火)には、多くの方々にご出席を頂き、竣工式を執り行いました。
今後も被災した神社再生事業の取り組みは毎年1棟行っていく所存であります。

竣工式の様子(2018年11月6日)

竣工式を取材していただいたマスコミの方々

上棟祭の様子(2018年9月14日)

上棟祭を取材していただいたマスコミの方々

地鎮祭の様子(2018年6月14日)

地鎮祭を取材していただいたマスコミの方々

「被害被災神社再建・地域復興プロジェクト」第2弾 諏訪神社再建はこちら